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近視って遺伝ではないの?眼科医が教える近視の秘密

近視は遺伝ではないことが証明された

多くの眼科のホームページに近視は遺伝であると書いてあります。それを見てか分かりませんが、来院される子供の親御さんも、両親とも近視だから子供も近視になってもしょうがありませんね、と言われる場合が多いのです。

多分テレビでもそんな嘘がまかり通っているのでしょう。

多くの人は結果に対して原因がはっきりすると(それが間違いでも)なるほどと思う人が多く、遺伝だったらしょうがない、と納得してあきらめているのではないのでは、と思います。

しかし、これがまったくのまやかしならどう思いますか。結論から言うと一般の近視に遺伝の関与は見られない、と言うことです。

なんでもかんでも遺伝子のせいに

遺伝子ビジネスというものも出てきています。

遺伝子解析サービスといって個人の遺伝子情報を知ることができます。

情報の内容は癌になる確率、難病になる確率などがあります。たとえば、あなたは近い将来、大腸癌になる確率が一般よりも3.5倍高い、というようなものです。しかし本当にそうなのだろうかといつも思います。

なぜなら癌になった人の中には生活改善、食生活の改善や瞑想とか様々な方法で癌を克服する人もいるので、日頃から癌にならない生活を送るのか、今までの生活を送るのかということで結果が大きく違ってくるのではないでしょうか。

近視には遺伝は関与しない

昨年(2017年)国立遺伝学研究所主催の一般講演があった。

タイトルは「遺伝で決まること、決まらないこと」で発表は研究所の人類遺伝研究部門の井ノ上教授でした。

そこで近視についても言及しています。

発表していたのは1万人以上の人を調べた結果、近視が遺伝であるという根拠を見出せなかったというものです。

この講演はユーチューブでも見られるので見ていただきたいです。

このような情報があるのに関わらず、なぜ多くの眼科医はいまだにクリニックのホームページに近視は遺伝であると正々堂々と書いているのであろうか、不思議です。

いわゆる遺伝性疾患とは

過去から明らかな遺伝性疾患としてあげられるものに色覚異常があります。

江戸時代の書き物にも色が分かりにくい職人の話があります。

染物職人であったが仕事ができるのでのれん分けをする事になり、店を構えたがどうも客の気にいる色彩とにズレがあることに気が付き、仕事を続けることができなくなった、という話です。

親方のところで働いている分には親方も気づかないようであったので色覚異常の程度は軽度だったのかもしれません。

このような遺伝は江戸時代でも現代でも出現の比率はそれほど変わるものではありません

今でも人口の1割くらいの男性に出現します。

アメリカは日本よりも比率が高いと言われています。しかし、仕事を選択すれば色覚が正常のものと比較して社会生活が特に困る訳ではありません。

医師の中にも当然、色覚異常のものがいる。つまり遺伝というのは一般的に疾病率がどんどんと増えていくようなものではないということです。

糖尿病はなりやすい人の遺伝子があるが・・・

70年前、つまり太平洋戦争の後、生活は復興のため大変でした。

食料を確保するのもやっとという時代で日本中がひもじい時代でした。

たらふく食べれる人はほとんどいなく、糖尿病や痛風という病気も滅多にありませんでしたが日本が少しずつ豊かになるに従い糖尿病や痛風が増えてきます。

生活環境、食事摂取の変化により糖尿病が増えていったのに、どうして遺伝子がどうのこうのという話になるのか分かりません。

最近ミトコンドリアが増え活性化するサプリメントがありますが、それを摂取すると何年もコントロールされない血糖がすぐに安定する現象を遺伝子だけで説明するのは無理がありそうです。

なんでも遺伝子のせいにするのはなぜ

ワトソンとクリックが遺伝子の構造を解明して多くの研究者が乗り遅れまいと遺伝子の研究に参入しました。

そして宗教じゃあるまいしと思いますがセントラルドグマなる言葉もできました。

セントラルドグマすなわち中心教義とは分子生物学の基本原則で生物の基本情報は全てゲノムDNA→複製→DNA→転写→RNA→翻訳→タンパク質と情報が転写されると考えられました。

その後多少変化がありましたが、多くの医者はこれを医学生の頃から叩き込まれました。

医学の考えかたに全ての病気は遺伝子が関与していると刷り込まれたのでしょう。

遺伝子は確かに情報を伝えますがそれには環境が大いに影響しています、つまり運動不足、食事内容の問題、過激なストレス、それに老化によりミトコンドリアが減り、細胞の活動が低下しインスリンが出なくなり糖尿病を発生するのではないでしょうか。

実際、現代医学教のセントラルドグマなる教義のもとでの治療法はちっとも役に立ってはいません。

糖尿病患者が減らないのがその証拠です。

近視も遺伝と言いたい眼科医たち

治らない病気は遺伝と考えたい思いが医者たちにあるようです。

近視は治らないのでしょうか。そんなことはありません。

治ると思ってないから治るように指導してないのです。

多くの眼科医はほかの医者同様に近視が多いのです。

それも中等度から強度近視になってます。それをなんとか克服することもできないので治らないものと決めてかかっています。

したがって治らない近視も遺伝ならしょうがないと理屈を作ってしまっているのではないのでしょうか。

医者は常日頃、「それにはエビデンス(根拠)があるのか」とまくしたてますが、遺伝学の専門家が長年の研究で確認したように「近視になんらかの遺伝的素因は認められない」と発表しているようにエビデンスはこちらにあるのではないでしょうか。

ホームページには近視には遺伝は関与されないと正しい事実を書くべきだと思います。

まとめ

一般の近視には遺伝の関与する根拠が認められないと遺伝学研究所で発表されています。

それにも関わらず多くの眼科医はホームページ上に近視は遺伝が関与すると書いています。全ての病気は遺伝子がが関与していると学生時代から刷り込まれているので、多くの医者は治りにくい近視も遺伝であると認識しているのではないかと思われます。

近視は環境によるもので近くを見すぎることで発症するので、そのような生活習慣を改善することが重要です。

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